食物繊維とは?

食物繊維(しょくもつせんい)とは、人の消化酵素によって消化されにくい、食物に含まれている難消化性成分の総称です。
かつては食物のカスと考えられていましたが、現在は「第6の栄養素」と言われることもあり、体内で重要な役割を果たします。
食物繊維には大きく分けて水に溶ける水溶性と水に溶けにくい不溶性の2種類があります。
水溶性・不溶性、それぞれ下記のような働きがあります。

レジスタントスターチとは?
レジスタントスターチとは、でん粉の一種。
レジスタントスターチは「レジスタント(抵抗する=難消化性)」「スターチ(でん粉)」という意味です。小腸では消化されづらい難消化性の特性があります。
レジスタントスターチは食物繊維の水溶性・不溶性両方の特性を併せ持っています。
通常のでん粉は胃で分解され、小腸で吸収されてエネルギーに変化します。レジスタントスターチは消化されずに大腸や直腸まで届き、腸内細菌によって発酵・分解されます。ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やして、腸内環境を整える効果が期待されます。
バナナはレジスタントスターチを豊富に含んでいます。黄色の熟したバナナよりも青いバナナの方がより多くのレジスタントスターチを含有しています。

青バナナのレジスタントスターチ含有量は黄色のバナナの約1.25倍とされています。
食物繊維もレジスタントスターチも難消化性という点で共通点があります。
成分・構成の違い
食物繊維とレジスタントスターチは、どちらもブドウ糖が多数結合した多糖類が主な成分ですが、各々構成が違います。
レジスタントスターチは、α-1,4結合構造の「アミロース」とα-1,6結合で枝分かれする構造を含む「アミロペクチン」を基本骨格とする「デンプン性」です。

食物繊維は別の結合構造からなる「非デンプン性」となります。


























