無菌マウス(腸内に細菌がいないマウス)の一方にはやせている人の腸内フローラ、もう一方に太っている人の腸内フローラを移植。約1カ月間、同じエサと運動量で育てると、やせている人から腸内フローラを移植したグループに対し、太っている人から腸内フローラを移植したグループは明らかに脂肪の量が多いという結果がでたため、腸内細菌によって肥満が抑えられると考えられるようになりました。
「やせ菌」「でぶ菌」がある!といったような話を聞くこともありますが、この研究で、やせている人の腸内フローラには特定の種の腸内細菌が太っている人の腸内細菌に比べて多いことがわかりました。
その特定の腸内細菌とは、短鎖脂肪酸という物質を生み出す細菌だそうです。
短鎖脂肪酸とは、脂肪の吸収を抑制し、さらに脂肪の消費を促す作用がある物質です。いわゆる「やせ菌」が多く存在しているということですね。
腸内細菌「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」のバランスと多様性
腸内フローラは、菌同士がさまざまな連携を図りながら作用しているため、善玉菌だけがいれば良いというわけではありません。さまざまな細菌がいることで腸内フローラが活性化します。
ある研究では、腸内細菌の種類が少ない人たちのほうが肥満の人が多く、同じカロリーを摂取しても太りやすいという結果が出たそうです。
腸内に多種の腸内細菌がいること、多様性があることが大切ということです。

腸内フローラは変えられる?
多様性のある腸内フローラを形成するには、多様性のある食事をすること。偏ることなく、色々な食材をバランス良く食べる必要があります。いろいろな食品を楽しんで食べることは、腸内細菌の多様性を高めるための良い影響をもたらします。
良好なバランス×多様性
ダメージを受けた細菌があってもそれをサポートできる、多種多様な細菌が共生している状態。
善玉菌が優勢な(多い)環境が理想的です。
身体に良い善玉菌を含むものをプロバイオティクス、その善玉菌の栄養源となるものをプレバイオティクス、そして両方を合わせて摂ることをシンバイオティクスと呼びます。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を優勢に(多く)する、
善玉菌とエサをセットで摂ることで、より効果的に『腸内フローラ』を整え、健康を促進するといわれています。
腸内環境に変化が観られるには2週間ほどかかるといわれています。体質改善は一日にしてならず。
日々の腸活、継続的に取り組む必要があります。
























