今年もあとわずか。日毎に増す寒さに対応するために、私達の体はエネルギーを消耗します。普段と同じ量の食事を摂取しても不足してしまう栄養素があります。夏の暑さも体に堪えますが、夏と比較しても、消耗するエネルギーは10%も多いといわれています。ですから通常通りの食事をしていても不足する栄養素がでてくるのです。
このように冬に起こりやすい栄養の偏りを「冬型栄養失調」といいます。
栄養バランスの偏りは免疫力低下にもつながります。継続するコロナ禍、インフルエンザの流行も心配される冬。不足しがちな栄養を知り、しっかり補いましょう。
冬型栄養失調で起こりやすい症状

☑肌が乾燥する
☑まぶたの痙攣
☑口内炎
☑抜け毛
☑傷が治りづらい
☑疲れやすい
☑寒い所に出ると動悸がする
こんな症状があったら「冬型栄養失調」かもしれません。
冬型栄養失調からくる「冬バテ」
外は真冬の寒さ、室内は暖房でポカポカ。寒暖差からくる自律神経の乱れ、だるさ・むくみ、イライラなど夏バテに似た体の不調を感じることはありませんか?
冷えからくる血行不良も不調の原因の1つ。血行不良により、老廃物の回収の働きが低下し、体がだるさを感じてしまいます。
冬に不足しがちな栄養素を知ろう
❶ビタミンB
体が寒さを感じると、熱を作り出すために交感神経を働かせます。その際にビタミンB1やB6を消費します。また、ビタミンBはエネルギーを作り出す糖質・タンパク質・脂質の代謝にも関与しているので冬場消費量が増加する傾向にあります。
❷ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用や免疫を高める効果のあるビタミン群なので、冬には特に意識して摂りたい栄養素です。
❸鉄分
鉄分が不足すると酸素の供給が滞り、体が倦怠感を感じます。鉄の吸収はビタミンCに関与しており、ビタミンCが不足すると鉄分も不足してしまいます。
❹葉酸・マグネシウム
体を温めるためには良好な血液・血流が必須。赤血球の組成成分である葉酸・マグネシウムは冬に積極的に摂取したい栄養素です。マグネシウムは筋肉の動きを促す栄養素でもあり、寒さで硬直しがちな体の動きを助けます。
❺脂質
脂質は体の保湿成分。冬に乾燥して湿度が低下すると、乾燥を補うために消耗するので不足しがちです。
❻カリウム
腎臓に負担がかかりがちな冬。老廃物排出を促すカリウムは積極的に摂りたい栄養素。

冬におすすめ!しあわせレシピ
胚芽パンとほうれん草ポタージュ
冬型栄養失調予防だけでなく、幸せホルモン「セロトニン」を増やす、しあわせレシピ
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸からつくられますが、バナナはトリプトファンが手軽に補給できる食材な上、カリウムも含んでいるので冬に最適な食材。
胚芽パンは炭水化物とビタミンB6を含んでいて、セロトニンの合成をサポート
【ほうれん草ポタージュのつくり方】

ほうれん草2束
玉ねぎ1/4個
オリーブオイル小さじ1
水150ml
豆乳150ml
味噌小さじ2
グリーンバナナパウダー小さじ2
1.ほうれん草は湯がいてざく切り
2.玉ねぎは粗みじんにし、オリーブオイルで透き通るくらいに炒める
3.ほうれん草を加えて炒め、水を加えて煮る
4.ミキサーにかける
5.鍋に戻したら豆乳を加え、味噌を加える
6.火を止めてグリーンバナナパウダーを加え、よく混ぜる
バランスのよい食事で冬に負けない体づくり
























