グリーンバナナパウダーは、その多くの健康上の利点から、世界的にスーパーフードとして定着してきました。日本では、まだイエローバナナと同じ認識であったり、グリーンバナナパウダーの効能に関する認知が低いことはあります。グリーンバナナパウダーとは、まだ未熟な緑のままの状態のグリーンバナナを乾燥させ、粉砕して作られます。グリーンバナナパウダーは、バナナの甘い香りがすることはありません。また、パウダー自体は味がなく、人によってはきな粉のように感じたりします。
小麦粉の代わりとして、グルテンフリーのレシピには小麦に代わる理想的な代用品です。でんぷん質が多いので、普段のレシピに使う小麦粉の量よりも少なくすることで代用できます。小麦粉の代わりにグリーンバナナパウダーを使用する場合は、レシピに記載されている小麦粉の量よりも30%ほど少なくすることをお薦めしています。
効能としては、グリーンバナナにはレジスタントスターチが多く含まれているので、様々な効果が期待できます。でんぷんのほとんどは、小腸の酵素によって分解されて糖になり血液に吸収されます。しかし、レジスタントスターチは、分解されないタイプのスターチ(RS2)です。その代わりに、大腸で発酵して短鎖脂肪酸(SCFA)が生成されます。 短鎖脂肪酸(SCFA)は、病原性細菌の増殖を抑制し、大腸の活動を活発にし健康の促進だけでなく栄養分の循環を高めるなど、さまざまな効果があることが知られています。
レジスタントスターチは、グリーンバナナにしか含まれません。黄色くより熟した美味しいバナナは、加水分解という自然のプロセスを経て、でんぷんが糖に変化し、甘くなっています。
グリーンバナナパウダーの利点とは
1. 心臓の健康
心臓の電気的活動をコントロールするカリウムが豊富に含まれています。また、コレステロールを低下させ、神経と筋肉の活動を助けます。
2. 糖尿病にやさしい
若いバナナ(グリーンバナナ)は熟す前に収穫されるため、糖分が完全には成長しません。そのため、天然の糖分が少ないことが特徴です。
3. ダイエットにも最適です
グリーンバナナに含まれるレジスタントスターチは、食物が腸から排出されるのを遅らせます。これにより、インスリンの反応が遅くなり、糖分の急上昇とそれに伴う糖分の急降下を防ぐことができます。そのため、満腹感が長続きし、食事と食事の間に不健康な中間食がなくなります。
4. 腸の消化を助ける
グリーンバナナパウダーに多く含まれるプレバイオティクス繊維は、腸内の善玉菌の働きを助けます。これにより、健康的な消化と快適な便通が促進されます。
5. 病原菌の増殖を抑制します
グリーンバナナパウダーに含まれるRS 2(レジスタントスターチ タイプ2)は、短鎖脂肪酸に分解され、大腸内のpHレベルを上昇させ、病原菌にとっては活動しにくい不利な条件となり、善玉菌の成長を促します。
6. ミネラルの吸収率を高めます
ミネラル(特に骨粗しょう症を予防するカルシウム)の吸収率を高め大腸の健康を促進します。また、レジスタントスターチは便の量を増やします。下痢をしている人には水分補給の役割も果たします。さらに、グリーンバナナパウダーには、亜鉛、ビタミンE、マグネシウム、マンガンなどの必須ミネラルとビタミンが豊富に含まれています。
7. グルテンフリー
グリーンバナナは、グルテンフリー素材なので、グルテン不耐症の方には最適な素材です。小麦粉に似た性質を持っているため、小麦を使ったレシピの理想的な代替品として使用できます。
但し、わたしのように料理を余りしない人がいきなりパンを焼いても美味しく焼けません。料理の得意な方やお菓子作りの得意な方に作ってもらうことをお薦めします。
























